ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 窯、完全に沈黙 | main | 小石原焼きと福島善三さん >>
2017.07.21 Friday

Yさんお上品な作品を作る

JUGEMテーマ:陶芸

 

 

   前回あのデカい大作を作られたYさんの登場です。

 

 今回は自分を殺しに殺して、非常にお上品な作品を作られています(現時点)。

 

    

  (ご自身でデザインをされたわけでないのがちょっと残念ですが、こういう風に作る事も可能なんです。)

 

 

 ペーパーワークの厚紙を長方形に切った粘土の上に置き、

 

下敷きの様なもので粘土に押し付け型を取ります。

 

そして呉須という青い顔料を化粧(白いべちゃべちゃの粘土)で溶き、はたきながらのせて行きます。

 

それから四辺をたたらで(平べったい木の棒)持ち上げて角皿にし、

 

最後にペーパーを外して完成。

 

 

    

    (正方形に近い角皿も作ってますね。)

 

 粘土は持ち上げても重力で垂れてきますので、それを防止する為に、うちではプラスチックの三角のパイプを

 

下に引いて乾燥を待ちます。

 

 

     

              (志田英男さんの様な色と質感ですね)

 

 いや、まだありました。足つけたようです。

 

足とかどうって事ないと思われるでしょうが、これが結構いや非常に大変なんです。

 

まず足が1つでも外れたら没になるという事。それから足が点で支える為、それ以外の部分が沈むという事。

 

何もせずとも粘土というのは、乾燥過程において非常に反りやすいものなのです。

 

 それをストレスが違う部分を作る事でより顕著になります。作家によっては後から全てボンドで止める方もいる程です。

 

裏にも釉薬を掛けたい。高級感を持たせたいとの理由で、果敢にチャレンジされるYさん。

 

 全ては使用して頂く人の為。実はこれは贈答用なのです。

 

自らを殺して装飾を最小限に抑えているのもこれが理由です。

 

 

 

  陶器を購入したり、頂いたりする機会があると思われますが、

 

それが手作りならば、大変な手間暇と作り手の思いがこもっている事を少しだけご承知おきして頂いて

 

使って頂ければ、作り手としては大変に嬉しい限りです。

 

 

   

  (↑の画像をクリックして頂けると、大変励みになります。)

 

コメント
コメントする








 
Powered by
30days Album