ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< February 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>
<< 没蔵出し | main | Yさんお上品な作品を作る >>
2017.07.19 Wednesday

窯、完全に沈黙

JUGEMテーマ:陶芸

 

  電気窯が動かない。素焼きが出来ない。

 

厳密には温度上昇が始まるとその瞬間にブレーカーが落ちる。

 

陶芸やっている上で、窯トラブルなんて日常茶飯事なんですが、この症状はかなりまずいです。

 

まず電源は入るので、大元の電気系統のトラブルではない。そして窯が動き始める瞬間に止まるので、

 

配線に問題があると推測されます。しかも窯の外の配線にほぼ間違いなし。

 

 窯内の配線のトラブルならある一定以上から温度が上がらないという現象になるからです。

 

うちの窯で一番疑わしいのが表の碍子(がいし)部分。

 

     

    (何十年眠っていたのだろう。初めは動かなかったのですが、

     ガチャガチャやっているうちに起きました。good morning!Mr.voltmeter!!)

 

 

  こいつで電圧を測定すると流れてはいけない部分に電流が流れている反応あり。

 

    

    

   (具体的には縦の長い鉄の版に電流が流れない様に碍子で絶縁しているのですが、

    これに電流の反応がありました。)

 

  しかし、配線と鉄版にはどこも接地している部分はありません。

 

 繰り返し使用していると熱によって配線が垂れたり切れたりしてトラブルが生じて来るのです。

 

 

  状況は不明ですが、電流の流れに誤りがあるのは明らかなので、

 

 この表の碍子と配線を全て外してみることに。

 

 

    

    (写真ではわかりづらいですが、真ん中から上部において斜めに色が変色しているのがわかります。)

 

 

   これでトラブルの正体がわかりました。

 

 碍子を止めるネジと鉄板の間に煤が舞って放電が起こり、電気が鉄板まで流れていたのでした。

 

 つまり碍子の真裏の事なので、わからなかったのです。

 

  パーツを全て取り換え、煤を綺麗にし、煤の出ている穴を極力塞ぐと(完全に塞ぐ事は出来ませんでした)、

 

 漸く復帰を確認。

 

  このまま素焼きを行いましたが、完全に復帰して問題は生じませんでした。

 

      

     (直した後の絵。こんな汚くてもしっかり直ってんですよ笑)

 

 最近は本焼きにおいて、設定した焼成時間前にブレーカーが落ちる事が多く、煤巻きが原因と踏んでいましたが、

 

 この様な部分の煤巻きとは思っていなかったので、やっと全て問題が解決したという安堵感でいっぱいです。

 

  煤巻きはガスを出して、高温に達すると(窯内のガスが燃焼して煤に変わりそれが蓄積する頃合いの為)ブレーカーが落ちる

 

 というのがセオリーなのですが、今回の様に煤が巻きすぎて完全にエンジンがかからないという現象は大変稀です。

 

 ですがこれが起こった事により問題が解決出来たので、良かった?んでしょう笑

 

 兎も角一安心です。

 

   

     

   (↑の画像をクリックして頂けると大変励みになります。)

 

 

 

コメント
コメントする








 
Powered by
30days Album