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2017.04.27 Thursday

続・ぐい呑み鑑賞

JUGEMテーマ:陶芸

 

  前回の記事 

 

 まず前回の記事を見て、改めて下手くそな自らを再認識した次第です。

 

何よりまず線が固い。陶器の味である柔らかみが全然表現出来ていません。

 

 前回のを見ると、明らかに1位より2位のがいいですね。

 

見る目も変わってきています。  

 

 

 さて今回も有難さポイントをつけています。

 

有難さポイントは質感、作為性の落ち着き、無作為性の美しさ、ラインの良さ、削りの良さ などの項目を

 

加点材料としつつも、具体的には加点せずインスピレーションでつける点数の事です。前回の記事と併せて読んで頂ければ

 

もう少しわかりやすいかもしれません。

 

 *有難さポイントの最大は10点ではありません。

  そして何より大事なのが、有難さポイントが高い程良い品というわけでもありません。

 

 

 

  

  

(このころの削りは自己主張が下卑た感じで出ていてあんまり好きじゃないです。有難さ4)

 

 

 鉄分の多い萩系の土に、うちの鉄釉を掛けたもの。

 

斑に見えるのは下地に蜜柑灰釉を掛けているからです。若干の素地(焼き締め)部分もあり。

 

 シンプルさを心掛けつつも、けっこう色々詰め込んだぐい吞み。

 

調和はとれていて、枯れた感じも出ているが、地味でまぁ端的に言えばつまらない感じですね。

 

 

 

 (乳白特濃。規則的に見える*梅花皮にびっくり。有難さ6)

 

 高台裏の写真撮り忘れ。すいません。

 

底部の釉薬の掛かっているところとそうでないところの境界に違和感。

 

有難さはやや高いが、はっきり言ってちょっと気持ち悪いし、もっと言えば駄作笑

 

 

*梅花皮—かいらぎ。釉薬の縮れの事。ここでは脳の様な文様の事を差しています。

      かいらぎを出すには、素地には傷をつけるなどの仕込みと縮れやすい釉を仕込む事で表現出来ます。

      このぐい吞みは素地に何もしていません。

 

 

 (ちりめん高台がチャームポイント。後は特になし。裏の削りが好みではないが、1番上程嫌いではない。有難さ5)

 

           

 悪くはないといった感じ。長所は土の個性がまずまず出ている事。悪く言えばちょっと地味。無個性ですねー。

 

お利口さんな形ばっかりなのは、基礎力の向上を目指しているからなのと、稀に作っている沓形(ひしゃげた形の事)は、

 

バランスが難しく没になることが多いからです。

 

 

 

 (今回の一番のお気に入り。やはり削りが気に入らない。有難さ8)

 

 乳白の美しさと梅花皮が気にっている作品。

 

鮮やかで艶消しの白。理想通り。

 

高台のみに梅花皮が出るのが一つの理想ではありますが、全く不満なし。

 

ただもっと立ち上がりの釉がかかってるとことかかってないとこの際が気に入らない。

 

底の釉の掛かり具合にもっと力強さと自然さが欲しかったですね。

 

縮緬の具合はいい感じ。

 

 

  私のぐい吞みに対する考え方は工芸品(美術品)を

 

雑器として使ってもらっている(だから雑器じゃないんです)という感覚です。

 

故に用の美は必要最低限(漏れたり重すぎたりなどの配慮は大事です)でほぼ無視。

 

重さも全く重点を置いていません(親父は軽くするべきという考え方)。

 

 

 ぐい吞みを使用される方は、その景色を愛でながら楽しんで下さい。

 

そしてここが大事なのですが、使い込んで景色をもっと創っていって下さい。

 

素晴らしい彫刻や絵画の様なものが酒を受け止める器になっているという感覚を持って頂けるのが目標です。

 

またストックが出来たら、続編を書きます。

 

 

   

 (宜しければ↑の画像をクリックして下さい。私が感謝の意を無意識に表します。)

 

 

 

 

 

 

 

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