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2017.09.01 Friday

again and again

JUGEMテーマ:陶芸

 

 前回の続き

 

 窯の修復が終わり、素焼きを完成させ、完全復活かにみえたうちの窯ですが、

 

本焼きの最中に温度が上がらない事態が生じました。1100度くらいまで上がる設定のところ、

 

700度くらいにしか上がっていませんでした。

 

 前回、前々回とブレーカーが落ちていたのですが、今回のトラブルはブレーカーも落ちておらず、

 

明らかに前回とは違う問題です。外回りを確認するも問題なかったので、

 

親父はカンタル線同士の接地と予測。しかし窯を開けて調べるも結果は問題なし。

 

 ただ症状は、4段ある線の内、上の2段の温度が上がっていない事が判明。

 

 

    

    (特に上下の線同士が接地すると温度が上がりません。

     経年劣化によって線が垂れたり寄れたりして接地が生じます。)

 

 その為、前回取り換えた碍子の再交換。童仙房(粘土)が

 

微電流流してるんじゃないかと推測して(計測すると本当に流れていました)、

 

それも取り払いました。

 

 その上で、再度電源を入れてみるが効果なし。

 

絶望して(この時の絶望感はけっこうなかなかのもんですよ笑)、私は作陶場に退避。

 

 その直後、すぐに親父が原因を突き止めました。

 

 

    

    (この一番上のとこです)

 

 

 原因は、外側の線の一本が外れていた事。

 

色々表の部分に問題が起こっていた(しかも表の上の碍子2つ部分)為、意識がそっちに集中していたこと。

 

外側は暗いのでよく見えなかったのも要因です。

 

 

 労力を尽くした割には、そんな事しなくても直っていた感があり、

 

精神的に非常に疲れましたが、直って本当に良かった!

 

 願わくば、もうこんな事が起きずに、楽に窯を焼かしてください。

 

 

   

  (↑の画像をクリックして頂けると、とても励みになります。)

    

2017.08.20 Sunday

窯トラブル〜again〜

JUGEMテーマ:陶芸

 

 

 窯の表側、カンタル線(高熱に耐える電熱線)を結ぶ碍子(がいし)の裏に煤巻きが起きて放電。

 

流れてはいけないところに電流が流れていて、その為にブレーカーが落ちていました。

 

(もっと詳細に述べます。碍子とは絶縁体で、カンタル線を碍子上の金属ねじに

 結ぶ事によって電気の回路が閉じます。碍子上の金属ねじは碍子の裏側から(接地しない様に空洞があります)

 ボルトで止めて固定しています。しかし今回は碍子の裏の空洞部分に煤巻きが生じ、金属ネジを止めているボルトと

 碍子を止めている金属の平棒とが接地し放電していました。)

 

 これが前回。

 

    

   (白いの碍子。もこもこした白いのは穴を塞いだセラミックウール。おしゃれな碍子カバーはうちでは

    面倒なので取り外し済み)

    

 

 今回も結んだ線を取り外し、碍子を固定させている金属の平棒を裏返してみると

 

やはり異常な煤巻きが起きていました。原因はカンタル線を結ぶ為に貫通させた穴を防ぐセラミックウール。

 

細かにちぎって穴に詰めていたのですが、それが燃えて煤巻きが起きていました。

 

 煤巻きを止める方法を再度親父と思案。

 

穴自体をセラミックボードで塞ぐか空洞を絶縁出来る何かで埋めてしまうか。

 

    

 前者は表面が盛り上がる関係で、カンタル線の距離が届かなくなる為却下。

 

後者を選択。そして選択したのは、なんと童仙房(粘土です) 

 

 

    

    (碍子の裏側、金属平棒の間にチラッと見えるのが童仙房)

  

  猛暑で室内の通気も悪くサウナ状態。朦朧になりながら、親父と(盆に)窯修理。

 

作業途中にしまったと思いました。

 

 粘土は水分を含んでいる為、通電してしまうからです。

 

進捗状況は終わり間近だった為、無為な労働とわかりつつも結局完全に元の状態に戻しました。

 

 そして、窯に電源を入れる緊張の一瞬。

 

ダメとわかりながらも僅かに期待を込めてしまいます。

 

 「パチっ」と入れる電源。

 

そして、

  

 「バンッ」と裏でなるブレーカー。

 

 やっぱりです。わかってはいたんですが、どうしても期待してしまったんです。

 

親父共々やる気が無くなり、続きは明日やるか〜という事で退散。

 

童仙房が中途半端に固まって碍子から取りづらくなってたらしんどいなーとか色々嫌な事が浮かびますが、

 

やる気がでません。

 

 そして次の日、私は原因不明の食中毒で出勤出来ず笑

 

すまないと思いつつも、親父を孤軍奮闘させるべく、窯へ派兵。

 

 

  暫くすると「窯動きよるわ〜」と親父からのメール。

 

その後も止まる事なく、窯は作動し無事に素焼き完了。

 

 何故か知りませんが、直りました笑

 

 

   

   (↑の画像をクリックして頂けると、非常に励みになります。)

 

 

 

 

 

2017.07.19 Wednesday

窯、完全に沈黙

JUGEMテーマ:陶芸

 

  電気窯が動かない。素焼きが出来ない。

 

厳密には温度上昇が始まるとその瞬間にブレーカーが落ちる。

 

陶芸やっている上で、窯トラブルなんて日常茶飯事なんですが、この症状はかなりまずいです。

 

まず電源は入るので、大元の電気系統のトラブルではない。そして窯が動き始める瞬間に止まるので、

 

配線に問題があると推測されます。しかも窯の外の配線にほぼ間違いなし。

 

 窯内の配線のトラブルならある一定以上から温度が上がらないという現象になるからです。

 

うちの窯で一番疑わしいのが表の碍子(がいし)部分。

 

     

    (何十年眠っていたのだろう。初めは動かなかったのですが、

     ガチャガチャやっているうちに起きました。good morning!Mr.voltmeter!!)

 

 

  こいつで電圧を測定すると流れてはいけない部分に電流が流れている反応あり。

 

    

    

   (具体的には縦の長い鉄の版に電流が流れない様に碍子で絶縁しているのですが、

    これに電流の反応がありました。)

 

  しかし、配線と鉄版にはどこも接地している部分はありません。

 

 繰り返し使用していると熱によって配線が垂れたり切れたりしてトラブルが生じて来るのです。

 

 

  状況は不明ですが、電流の流れに誤りがあるのは明らかなので、

 

 この表の碍子と配線を全て外してみることに。

 

 

    

    (写真ではわかりづらいですが、真ん中から上部において斜めに色が変色しているのがわかります。)

 

 

   これでトラブルの正体がわかりました。

 

 碍子を止めるネジと鉄板の間に煤が舞って放電が起こり、電気が鉄板まで流れていたのでした。

 

 つまり碍子の真裏の事なので、わからなかったのです。

 

  パーツを全て取り換え、煤を綺麗にし、煤の出ている穴を極力塞ぐと(完全に塞ぐ事は出来ませんでした)、

 

 漸く復帰を確認。

 

  このまま素焼きを行いましたが、完全に復帰して問題は生じませんでした。

 

      

     (直した後の絵。こんな汚くてもしっかり直ってんですよ笑)

 

 最近は本焼きにおいて、設定した焼成時間前にブレーカーが落ちる事が多く、煤巻きが原因と踏んでいましたが、

 

 この様な部分の煤巻きとは思っていなかったので、やっと全て問題が解決したという安堵感でいっぱいです。

 

  煤巻きはガスを出して、高温に達すると(窯内のガスが燃焼して煤に変わりそれが蓄積する頃合いの為)ブレーカーが落ちる

 

 というのがセオリーなのですが、今回の様に煤が巻きすぎて完全にエンジンがかからないという現象は大変稀です。

 

 ですがこれが起こった事により問題が解決出来たので、良かった?んでしょう笑

 

 兎も角一安心です。

 

   

     

   (↑の画像をクリックして頂けると大変励みになります。)

 

 

 

2017.06.25 Sunday

孫の手

JUGEMテーマ:陶芸

 

  

  (手の届かない花器の内側も思いのまま。本来はもっと専用の道具があるんでしょうね。確かうちにもあったはず)

 

 急須作る奴です。

 

これを私は鶴首や細長い花器の作陶にも使っているのですが、大きなものになると届かないんですよね。

 

だから作ってもらいました。親父の友人の大工さんBBさんに。

 

 

  

  (口から最短距離で痒いお尻を搔ける長さ。尻専用孫の手。シャア専用ザクの様な響き)

 

 これで、首が本当に鶴のようでも、出来る様になるはずです。

 

 

 

  

  (手との比較)

 

 本当はもっと7,80僂里發里鮑遒蠅燭ったのですが、30儻緘召らいでしょうか。技量的にこれが限界でした。

 

途中で乱雑に扱ってしまった結果、首が切れてしまったので、後もう10僂らいは高くなると思います(予定)。

 

 

  陶芸は道具を見つけて来たり、作るのも陶芸のうち。

 

それがあることで新しい表現の可能性が広がるからです。故にこういう新しい道具はとても嬉しいものです。

 

暫く練習して、如意棒の様なものが出来たらまた画像をアップ致します。

 

 

   

   (上の画像をクリックして頂ければお礼申し上げます。ありがとう!)

 

2017.06.22 Thursday

デカい皿の作り方

JUGEMテーマ:陶芸

 

 大きな皿の作り方なんかほとんど需要ないと思ってます。

 

何故なら玄人の方は既に作れるだろうし、素人の方は作ろうと思わないからです。

 

でも書き綴ります。何故ならブログのネタの為に。

 

たとえ貴方が読むのを望まなくても←この免罪符は本当に素晴らしいね!

 

 

 

    

    (take 3 そんな奴が偉そうに作り方とか言ってるんですかね)

   

  こんな感じです。

 

 まず、平べったい円柱形にして穴開けます。それを広げて↑にします。

 

 中心を外さない様にする(楕円を描かずに綺麗にろくろを回転させる事)のは当然として、

 

 ポイントは皿の内側の立ち上がりが浮かない事。内側のカーブを如何に滑らかにするかです。

 

 皿の高さが高い程、立ち上がりにかかる重量が増えるので、どのくらい外側にカーブを開くか、

 

 それの見極めが肝要となります。

 

  開けば開く程カーブの内側の立ち上がりが重量に耐え切れずに浮き上がってきます。

 

 

   

   (接地面を少なくすればするほど難易度が上がります。↑は比較的易しい形)

 

  この大きさでは、このくらいの開き加減でもギリギリ。

 

 工夫として、ある程度轢いたら固まるのを待つ為翌日まで敢えて放置します。

 

 立ち上がりの強度が増せば崩れにくいからです。

 

  

   

 

  

   

   (上の形で大体このくらいの大きさ)

 

  我ながらなかなか悪くない出来だったのですが、

 

 この皿は次の成形の段階で思ったようにいかず、現存していません。

 

   

    

    ↑こんな風にしたかったんですが、接地面が小さい方が格好いい為、結局没になりました。

 

   

 

 

 こんなtake3もした奴の話しが聞きたい様な雰囲気があれば、

 

もしくはネタが枯渇している様であれば、すぐ次も作りますので

 

もっと詳細に作り方を書き綴ってみたいと思います。

 

   

 

  

   

 (この画像を一日一回クリックして頂ければ励みになります。)

 

 

 

  

 

 

 

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