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2017.10.02 Monday

何度目かのぐい吞み鑑賞

JUGEMテーマ:陶芸

 

   最近は思った造形、思った焼成が出来ず苦しんでいる日々を過ごしている為、

 

 この様にブログの更新も滞っているわけです。

 

  今回先月の本焼きが終わってぐい吞みが出土されましたので、そのご報告です。

 

 

   

 

 

   

 

 最近の鉄の黒は、ブクを吹いて使えなかったんですが、やや焼成を変えた事によって、

 

鉄黒が蘇りました。この質感はとても良いです。

 

 

 

   

 

 

 

   

  

  わかりづらいですが、黒のぐい吞みはこっちのが好み。

 

 

 

   

 

 

   

 

 こちらは松灰釉。 上手い具合に(マッドな釉薬ではなく)焼成によって光沢が消えて悪く無いかんじです。

 

 

   

 

 釉の薄い濃いで全く表情が違いますね。何か特別な文様を入れているわけではありません。

 

 

 

   

 

 

   

   

 

  梨灰釉。これも質感は悪く無いが、濃淡の境が分かれ過ぎているのがイマイチか。

 

 

   今回は乳白と透明のぐい吞みが全滅したので、普段成功しないぐい吞みが成功する事になりました。

 

 陶芸は同じ釉薬でも焼成を変えるだけで、質感も色も風合いも全く異なった趣を呈しますので、

 

 面白いですね。故に難しいんですが。。

 

   取り合えず光明が見えるまで、その歩みを止めずに進めたいと思います。

 

 

   

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2017.09.12 Tuesday

これも陶芸家の業

JUGEMテーマ:陶芸

 

 タイトルは「わざ」ではありません。「ごう」です。

 

 今の場所に移ってきて18年。

 

幾多の作品を作り、壊し、その度に洗面器や板や工具を洗ってきたわけです。

 

 

    

    (詰まりよるんですわ。まだなんとか流れますが、Xデーは間近)

 

 

 その為、重い腰を上げてやりましたよ。どぶ浚い。

 

 

    

    (見切れているのは親父)

 

  恐らく側溝20メートル分高さ30センチ程、土砂や粘土が堆積していました。

 

 更にはツツジの様なぱりぱりの草が網状脈の様に根をはっていて、スコップが刺さりません。

 

 

    

    (長靴というものを所持していない私はサンダルで浚いました号泣)

 

 草を刈り取って、そして排水溝に繋がるパイプを見つけ、そこから下流方向の土砂を全て浚いました。

 

 堆積総量の3割程度しか浚ってませんが、水通りは良くなったし、尋常ならざる疲れに親父共々襲われたので、

 

 ここで終了という事に。

 

 

 後は浚った大量のどぶを捨てるだけですが、

 

それは明日に繰り越しです泣。

 

 

 

  

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2017.09.06 Wednesday

辰砂

JUGEMテーマ:陶芸

 

 今自分のやっている方向性が中々上手く行かず、苦しい状況です。

 

こういう場合は、全く別の事をすることにより、今のやっている事が上手く行く様になる事もあれば、

 

その別の事の方がより自分を表現出来たりする事もあると思うのです。

 

 

 

    

    ふつくしい。若干ブク吹きかけていますが、恐らく釉の調整でなんとかなるはず。

 

 

   

    

    綺麗な赤だと思います。

 

 

 

    

     この赤が一番お気に入り。

 

  上の赤はみな同じ釉で焼成の違いによって、異なるニュアンスが出ています。

 

 粉引きをやっているので、どうしても本腰を入れてなかったのですが、

 

 改めて見直して、やはりこの赤は美しい。

 

  

   辰砂(銅が窯変する事により発色した赤の事)も研究してみようと思います。

 

 

 

   

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2017.09.04 Monday

Yさん組皿が完成する

JUGEMテーマ:陶芸

 

 前回より。

 

 度重なる窯トラブルにより、テストしている化粧や釉薬が全く参考にならず、

 

私のものは紹介出来るものがないので、Yさんの作品をご紹介させて頂きます。

 

 

    

    (渋い!)

 

 

    

    (裏側に波の文様が入っています。こういうところがYさんらしい)

 

 

  焼成は想像通りではなかった様ですが、渋く大人しめな感じを残しつつも、

 

自分の質感を表現出来ている事に満足されていた様です。

 

 

 

    

    (こちらはもっと想像の範疇外だった模様 )

 

 何故に赤が発色したのか一緒に考えました。選んだ釉や化粧等赤が出る要素が全くなかったからです。

 

上の組皿と同じ事しかしていないのですが、唯一違ったのは前回余った化粧に今回継ぎ足して化粧を乗せた事。

 

下のものから先に作陶して、丁度上のものに向かう前に前回の化粧がなくなったとの事。

 

 Yさんにより詳しい聞き取りをしていくと、前回の化粧には銅が混ざっていた模様。今回のものは呉須だけを混ぜたもの。

 

この事から、赤は銅が還元焼成された事により発色したのではないかという推測が成り立ちました。

 

 ですが、質感は完全に釉薬の鉄赤のそれ。辰砂(銅の赤色)の質感ではないのです。

 

どういう事なのだろう。正直不明です。

 

 Yさんが「そういえば、部分的に鉄赤掛けました!」と仰ってくれれば、一番納得です。

 

よくわからんし、もうそういう事にしとこうかな。

 

 

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2017.09.01 Friday

again and again

JUGEMテーマ:陶芸

 

 前回の続き

 

 窯の修復が終わり、素焼きを完成させ、完全復活かにみえたうちの窯ですが、

 

本焼きの最中に温度が上がらない事態が生じました。1100度くらいまで上がる設定のところ、

 

700度くらいにしか上がっていませんでした。

 

 前回、前々回とブレーカーが落ちていたのですが、今回のトラブルはブレーカーも落ちておらず、

 

明らかに前回とは違う問題です。外回りを確認するも問題なかったので、

 

親父はカンタル線同士の接地と予測。しかし窯を開けて調べるも結果は問題なし。

 

 ただ症状は、4段ある線の内、上の2段の温度が上がっていない事が判明。

 

 

    

    (特に上下の線同士が接地すると温度が上がりません。

     経年劣化によって線が垂れたり寄れたりして接地が生じます。)

 

 その為、前回取り換えた碍子の再交換。童仙房(粘土)が

 

微電流流してるんじゃないかと推測して(計測すると本当に流れていました)、

 

それも取り払いました。

 

 その上で、再度電源を入れてみるが効果なし。

 

絶望して(この時の絶望感はけっこうなかなかのもんですよ笑)、私は作陶場に退避。

 

 その直後、すぐに親父が原因を突き止めました。

 

 

    

    (この一番上のとこです)

 

 

 原因は、外側の線の一本が外れていた事。

 

色々表の部分に問題が起こっていた(しかも表の上の碍子2つ部分)為、意識がそっちに集中していたこと。

 

外側は暗いのでよく見えなかったのも要因です。

 

 

 労力を尽くした割には、そんな事しなくても直っていた感があり、

 

精神的に非常に疲れましたが、直って本当に良かった!

 

 願わくば、もうこんな事が起きずに、楽に窯を焼かしてください。

 

 

   

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